パリ五輪バレーボール男子の2日目は、グループCで2試合、
残りのグループで1試合が行われた。2試合目以降、
スロベニア、フランス、イタリア、アメリカは開幕2連勝で無敗を維持した。
―スロベニア、セルビアを圧倒―
スロベニアは第1セットを20-17で奪い、そのまま勢いに乗って
セルビアを下した。トンチェク・シュテルン選手が活躍し、
セルビアからわずか64点しかスコアを許さなかった。
クレトゥ監督率いるスロベニアはグループAでフルセットを獲り、
首位に立った。
地元フランスも快勝を収めた。ジャンニ監督のフランスは
カナダをストレートで下し、スロベニアとフランスは
ともに準々決勝進出を確実にした。
―イタリア、エジプトを寄せ付けず―
イタリアはグループBでエジプトを相手に快勝した。
デ・ジョルジ監督のイタリアは危なげなく3-0で勝利し、
準々決勝進出に大きく前進した。イタリアは次戦、ポーランドと対戦し、
ポーランドが準々決勝でのイタリアの対戦相手を決定することになる。
―アメリカとドイツ、熱戦―
グループCではアメリカとドイツの対戦が行われた。
両チームとも初戦に勝利しており、手に汗握る展開が期待された。
序盤はアメリカが主導権を握ったが、ウィニアルスキー監督率いる
ドイツが粘りを見せ、タイブレークの末に勝利を収めた。
アメリカは勝ち点5で首位、ドイツは勝ち点3で2位につけている。
水曜日の日本対アルゼンチン戦の結果によっては
順位が変動する可能性がある。
―グループ順位と今後の展望―
ポーランドは水曜日に試合を行うため、グループ順位では
イタリアに遅れをとった。グループ順位は
準々決勝の組み合わせを決定する。現時点では、
イタリア、スロベニア、アメリカがトップ3を占め、
ポーランドは5位に後退している。
―グループ順位―
順位 | チーム | グループ | 得点 |
---|---|---|---|
1 | イタリア | B1 | 6 |
2 | スロベニア | A1 | 6 |
3 | アメリカ | C1 | 5 |
4 | フランス | A2 | 5 |
5 | ポーランド | B2 | 3 |
6 | ドイツ | C2 | 3 |
7 | 日本 | C3 | 1 |
8 | セルビア | A3 | 1 |
9 | ブラジル | B3 | 0 |
10 | カナダ | A4 | 0 |
11 | アルゼンチン | C4 | 0 |
12 | エジプト | B4 | 0 |
photo: Secretaría de Deportes
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